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原発事故を問う チェルノブイリから、もんじゅへ
原発事故を問う?チェルノブイリから、もんじゅへ (岩波新書)原発事故を問う チェルノブイリから、もんじゅへ (岩波新書)
(1996/04/22)
七沢 潔

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 今回の福島第一原発の人災を受け、そもそもチェルノブイリでは何が起こったのかを知りたくなる。

 巷で話題の「原発事故を問う チェルノブイリから、もんじゅへ (岩波新書)」を読んでみる事にする。

 チェルノブイリの事故の原因は、当初オペレータの運転ミスとされたが、制御棒の設計ミスであることが後に判明する。

 事故発生の経緯は違うが、福島第一原発の人災とチェルノブイリの原発事故の共通点が、電源喪失による冷却機能の停止である。

 それだけ原発は冷却機能を保つための電源が重要なのに、福島第一原発はチェルノブイリを他山の石としてきたのである。

 この本を読むとつぶさに解るが、事故後の政府対応がソックリなのである。この本を手本に事故後の措置が取られたのではないかと疑ってしまうのである。

 それは「パニックを回避せよ」の元に繰り広げられる情報の隠蔽と被曝基準値の引き上げである。

 特に「数字の政治術」という言葉が印象的であった。被曝基準値を上げないと移動という社会的費用がかかるため、健康上のリスクを取る。といった基準値の政治利用である。

 チェルノブイリの事故後は小児の甲状腺ガンが急激に増加している。40万人以上が田畑を捨て故郷を去る運命となる。

 そして事故の責任者達は刑事罰を受け、原子力行政の中心人物が自殺を図っている。なによりチェルノブイリの五年後にはソ連が国家崩壊を向かえるのである。

 一万人近い児童が福島県外に転校をしたという。東北を襲う景況感は大幅に悪化しているという。放射能の影響で福島県は未だに復興に向けた第一歩が歩み出せていない。

 このまま平時の感覚で行政運営を続けるならば福島県はいずれ崩壊すると思う。まずは未来ある子供達の将来を考え学童疎開を決断をすべきである。

 福島県の子供達が安全な環境で学んでこそ福島県の復興である。日本のリーダーとなる人材を福島県から輩出しなければ、福島第一原発の事故の教訓はなにも活かされない事になる。

 稚魚が故郷の川に元気に帰ってくる。この環境を整える事こそが政治や行政が早急にやるべき事である。

 風評被害の払拭などやらなくてよい。実害があるのだから。
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