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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉など、俺が思ったことを綴ったチョー個人的なデジタルライフログです。 旧カムCはこちらから ☞ http://camcsoraziro.blog121.fc2.com/
雨振る日曜日に壮絶な戦いを観る。
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 空は雨模様である。肌寒いためベンチコートを羽織っては暖かい飲み物を口しながらフィールドに目を落とす。

 雨が振る日曜日に長男と高校サッカーの準決勝を観戦するためスタンドへと向かったのである。

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 その試合は”絶対”に対して”可能性”が臨む試合であった。緊張感が漂う前半に目が覚めるようなミドルシュートが炸裂する。

 ”可能性”が少しだけ”現実味”を帯びた瞬間である。そして2点目が入ると”可能性”が”希望”に変わるのである。

 ”希望”が少し薄れた2対2の試合展開も後半には膠着状態から脱却する追加点をもぎ取るのである。

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 3対2のまま時が過ぎ試合時間も残り1分となる。守り切れば”絶対”に対して”可能性”が勝利する瞬間となる。

 緊迫した空気がスタジアムを包む。スタンドの観客も息を飲み、そして祈りを捧げるのである。
 
 残り10秒であった。一瞬の隙をつかれて3対3の同点となるのである。”希望”が”失望”に変わった瞬間である。

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 延長戦が繰り広げられる。前半は互角の戦いである。残すは延長線の後半10分のみとなる。

 PKでの決着かと思われた残り10秒。”絶対”に対して”可能性”が最終ラインを突破しキーパーとの1対1となる。

 結果は誰もが予想できない。神のみぞ知るのである。

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 次の瞬間にゴールネットをボールが揺らしスタジアムが歓喜に湧くのである。そして数秒後に”絶対”が崩れ落ちるのであった。 

 壮絶な試合であった。世の中的には片田舎のサッカー場で行われた注目に値しないゲームかも知れない。

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 しかしながらそのゲームは最高にエキサイティングであり、両者の熱い戦いに感動を覚えるのである。

  いままで観たゲームの中で頂点を極めるものであった。そして興奮冷めやらぬまま、長男とスタジアムを後にするのであった。