FC2ブログ
このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉など、俺が思ったことを綴ったチョー個人的なデジタルライフログです。 旧カムCはこちらから ☞ http://camcsoraziro.blog121.fc2.com/
石転び沢で自分が転ぶ 後編2/2
IMGP8935.jpg

 梅花皮小屋に入ると山屋が4人ほどいるのである。暴風雨のためにステイしているようである。

 びしょ濡れの姿をみて、大変でしたねと声をかけられる。山屋独特の雰囲気を持つ面子と世間話をするのである。

 一組は小屋に宿泊し、もう一組は同じように石転び沢を下るようである。

 情報化社会とは言えども、山での貴重な情報は口コミなのである。互いにどのルートを歩いて、山の状態はどうであったかを情報交換するのである。

 体力を消耗したのでエネルギーをチャージし暫しの休息を得る事にした。

IMGP8933.jpg  IMGP8934.jpg

 12時前には小屋を出発するのである。45度の傾斜を下らねばならないため足取りを慎重に進める。

 高所恐怖症に取っては痺れる光景である。斜度が凄くキツいのである。一歩、一歩足を進めるが、足下が覚束ないのである。

 アイゼンのエッジを雪渓に食い込ませるためにステップを強めるのであるが、そのうちアイゼンが靴からズレるのである。。

 山登り人生最大のピンチであり絶対絶命である。傾斜45度でのアイゼン再装着は非常に厳しく、高所恐怖症としては発狂しそうである。

 なんとか修復し歩き始めるのであるが、その後・・・・・・・

IMGP8938.jpg  IMGP8939.jpg

 傾斜が緩くなり、写真を取る余裕も出て来た。この景色とも、やっとお別れである。

 この別れが非常に嬉しいのである。もう二度と石転び沢に足を運ぶこともないであろう。

 不要となったアイゼンはデンジマンに売ろうかとも思うのである。

 雪渓から夏山の景色に変わり、そして山旅は無事終わるのである。15時過ぎには登り口へと到着するのである。

 3時間30分での下山であった。標準コースタイムが5時間40分なので二時間ほど早い下山である。

 何はともあれ無事に下山した。あとは飯坂温泉の湯に浸かり、家でゆっくりとビールを飲みたいなーと思うのであった。。