
久しぶりの畳に安堵と安らぎを覚えるのである。やはり宿に泊まるという事は体に優しいのである。


安旅であり旅館の豪勢な料理を食べる事もなく、夕飯は道後温泉にある「瓢箪」にて松山ラーメンを食べる事にする。


いろいろと調査すると、松山のラーメンは瓢の文字が付く店が本流であり、その味は甘めらしいのである。
店に入ると松山弁が飛び交っている。自分も子供の頃は松山弁を喋っていたのかなーと昔を顧みる。
出てきたラーメンを食するが、確かに甘めの醤油でるものの纏まりがよく旨いラーメンであった。
松山で二杯食べたが、どれも当たりでありレベルが高いのである。


夕食を食べて三人してブラブラと道後温泉内を散歩する。自動販売機があり「おたのしみ」なるものが掲示されていた。
長男坊が買ってみると「午後の紅茶」が出てきた。「楽しくない」と三人して思うのであった。