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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉など、俺が思ったことを綴ったチョー個人的なデジタルライフログです。 旧カムCはこちらから ☞ http://camcsoraziro.blog121.fc2.com/
東日本大震災の記録 その十五
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 次男坊の授業参観へと足を運ぶ。その日は国語の授業を公開していた。主人公の心の機微を文脈やセンテンスから読み取っていく作業である。

 小学生は真面目に授業に取り組んでいる。放射能汚染に負けずに勉学に励み福島県から早く巣だってほしいなーと思うのである。

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 小学校の校庭の表土除去がようやく始まったようである。

 しかしながら福島県がミスター100ミリシーベルトをスポークスマンとして雇い、学校への20ミリシーベルト摘要を容認したため、県外への児童転出が止まらないようである。

 自分の周りからも数組の家族が県外へと転出するようである。


 そういえば牛から放射性物質が検出されたと騒いでいる。小学生の尿からセシウムが検出されているのに、牛から放射性物質が検出されない訳ないじゃん。先を読めよって感じである。

 いま頃なにを騒いでいるのかサッパリ意味不明である。自分の家庭や周りの全うな人々は数ヶ月前から福島県産の食材を子供には与えていないし、水道の水も飲んでいない。

 ペットボトルの回収日などは、ミネラルウォーターのボトルで溢れかえっている現状である。国や県、ステレオタイプなマスコミの報道などを誰も信じていないのである。


 何かの本に、貨幣制度が成立するには貨幣を信頼することが前提にあるとの下りがあった。

 日本銀行という権威が紙幣を発行し、国民が紙幣の価値を信じるから貨幣制度が成り立つのである。

 だから数百枚の一万円札という紙切れで高性能な車が買えたり、数千枚の紙切れで快適な家が買えるのである。

 つまり国民が一万円に対する信頼を放棄したら経済はソ連のルーブルのように破綻するのである。


 今回の原発事故で失ったものは色々とあるが、一番大きな喪失物は国や県への信頼と帰属意識ではないのかと思うのである。

 この事は福島県にとって、非常に大きい痛手であり、将来に禍根を残す出来事である。国民から信頼を失った国や県はこの先、どうなっていくのであろうか。

 福島県に対する信頼を放棄し帰属意識を投げ捨てたら、福島県は国破れて山河在りである。


 この小学校で学ぶ子供達も、いま直ぐには福島県を離れないとしても、将来は福島県を離れ、そして福島県に帰ってくることも無いのだろうなーと思うのである。

 自分の息子達も将来は他県に移り住み安全な場所で幸せな家庭を築いてほしものである。そんな事を国語の授業を観ながら思うのであった。。