

息子達が喜多方の実家にプチ避難をしているので、頻繁に喜多方に通う事になる。
この日は山登りの師匠と会津駒ヶ岳に登る予定なので、米沢で調達した県外産の食料をその足で届ける事にする。


一番弟子が実家でボサッとしていたので、ラーメンを食べに行く事にする。以前から気になっていた「天高盛」へと足を運ぶのである。店内はほぼ満席であった。

この店は無化調の店のようである、出て来たラーメンを一口啜る。なぞなぞ系のラーメンであった。
麺は旨い、しかしながらスープが薄い感じがする。しかしながらチャーシューと合わせながら食べると程よい感じがするのである。
謎掛けのように、何かを問いかけられているようなラーメンである。いや、なぞなぞというか、もっと奥が深い哲学的なラーメンなのかも知れない。
店を出て、一番弟子に感想を聴いてみる。すると「旨いラーメンだった」と答える。
うぬ、ひょっとして出来るヤツなのであるのか、実家でボサッとしていた姿は隠れ蓑だったのか・・・