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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉など、俺が思ったことを綴ったチョー個人的なデジタルライフログです。 旧カムCはこちらから ☞ http://camcsoraziro.blog121.fc2.com/
Monster
 その怪物が吐き出す毒は首都圏にも舞い降りてしまったようである。

Monster (1) (ビッグコミックス)Monster (1) (ビッグコミックス)
(1995/06)
浦沢 直樹

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 人生において読んだ漫画のうち、五本の指に入る作品が浦沢漫画の「Monster」である。

 東西冷戦の歪みが生み出したモンスターの話しである。僕的には浦沢漫画で一番の傑作であるとも思うのである。

 福島第一原発は、いまもって放射能を吐き出し続けているが、科学の力(放水のようだけど)をもっても押さえ切る事が出来ないようである。

 この原子力発電所は人類の英知(放水のようだけど)をもってもコントロールする事が出来ない怪物ではなかったのかと今更ながら思うのである。

 その怪物に対しては、一撃でやっつける術も一撃で眠らせる術も人類はもちあわせていなかったのである

 怪物が吐き出す毒は広がり、その毒の広がりを押さえ込もうとする長い戦いが始まったのである。
 
 それは、その毒を次の世代が引き継く長い消耗戦を意味すると思うのである。

 この怪物を造り出し、この怪物を福島県におびき寄せ、この怪物を目覚めさせ、この怪物を放置し、この怪物を眠らせることが出来なかった人達は、本当に罪深い人達だなーと思うのである。

 その一方で、怪物と戦い続ける戦士の方々が戦場で孤軍奮闘している。これには日本人として頭が下がる思いである。本当に感謝を申し上げます。