

いま考えれば非常に贅沢な旅であった。3.11以前に行った旅の記録である。
番長と事務局長とで決行したB級だと思っていた旅は、ガソリンを使いまくるA級な旅であったのである。
旅の終わりは銀山温泉とした。大正ロマンの情緒が溢れる銀山温泉の街並は素晴らしものであった。
中途半端に近代化した温泉街の旅館がバタバタと潰れていく一方で、守るべきものを守った温泉街の旅館は魅力を放っていたのである。


しろがね湯なる共同浴場に入る事にする。あたりの良いお湯であった。渋めの風呂に入っては旅を終え福島へと戻るのであった。
麺+麺+湯+湯+麺+鮨+麺+湯+湯+麺+湯=5麺+5湯+鮨
な旅であった。
やまとや食堂~銀山温泉 推定距離109.2km(累計移動距離 599.9km)
銀山温泉~伊達市 推定距離148.8km(二日間の累計移動距離 748.7km)