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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉など、俺が思ったことを綴ったチョー個人的なデジタルライフログです。 旧カムCはこちらから ☞ http://camcsoraziro.blog121.fc2.com/
小泉武夫先生の講演会
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 小泉先生の講演会を聴きにいく。先生の講演会はこれで二度目である。一度目は発酵に関する話しであったが今回は醸造に関する話しである。

 醸造とは発酵・熟成などの作用により、酒や味噌、そして醤油などをつくる技術である。

 代表的なものが醤油であるが、大豆などの穀物を原料とした一般的な醤油や、しょっつるなどの魚醤油、そして肉醤油などもあるらしい。

 古の時代には草醤油というものがあり、漬け物の汁を発酵させては醤油を創ったとのことである。草醤油なるものを味わってみたいものである。

 日本酒のテーマに移ると「こうじ」の話しになる。「こうじ」の字には麹と糀とがあるが、それぞれ意味が違うとのことを初めて知るのであった。

 麦や豆で味噌などを造る時に使われるのが麹であり中国の麦の文化が根底にあるのである。糀を使った醸造技術により出来るのが日本酒であり、これこそが日本の文化の象徴なのである。

 糀は日本人の目と感性により造られた字であり米に花が咲いた姿を描写したものである。これは中国から伝わった漢字ではなく日本人が造った国字なのだそうである。浅学な僕はこれまた初めて知るのであった。

 日本酒の話しから江戸時代の酒文化の話しになるが、江戸の昔は特級酒を三白、一級酒を双白、二級酒を片白と呼んでいたらし。自分の呑んでいる酒は片白なのだなーと思うのであった。

 成熟した江戸文化には居酒屋文化が定着しており品書きにも拘りがあったらしい。竹虎と雪虎なるものがあったらしいが、自分の好物を使った酒のアテのようである。

 自分で造っては日本酒をキューとやろう思うのであった。日本酒は味わう酒、焼酎は酔う酒という先生の言葉が心に残る講演会なのであった。

 最後に小泉先生が「本日は福島県の醸造界を代表するK先生も会場に・・」と語る。もしやと会場を見渡すと仕事でお世話になったK先生がいた。

 久しぶりにご挨拶をしては名刺交換をする。茶目っ気のある笑顔は変わっていなかった。そしてテッちゃんらしい人柄が表れる粋な名刺も健在であった。。

 K先生と久しぶりに話しては、嬉しい気分で会場を後にするのであった・・・