
喜多方出身の僕としては「あいづ食堂」と聴けば一度は足を運ばねばと思うのである。
暖簾を潜ると気さくなオバちゃんがそこに居た。実にフレンドリーなオバちゃんで、いろいろな事を畳み掛けるように話し掛けてくるのである。
スーツ姿のためなのか「新聞記者かい?」と問いかけられる。結構、僕は職業を間違われるタイプなのである。
新聞記者に加えて、いままでに大学の教授、丸井の店員、商工会議所職員、ひるどき日本列島のレポータなどに間違われてきたのである。
「残念ながら新聞記者ではないのです。」と言いながらラーメンを頼む事にする。
出て来たラーメンを食べているとオバちゃんが「ラーメン屋になってよかったー」という。


子供達を大学に出し、家を建てたそうである。思わず「一日、何杯売ればやっていけるんですか。。」と無粋な質問をしてしまうのである。
会津ラーメンらしい優しい味のラーメンを食べながら、我が故郷の喜多方の景色を思い浮かべるのであった。
「あいづ食堂」の判定は・・・畏れ多くて判定できません。