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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉など、俺が思ったことを綴ったチョー個人的なデジタルライフログです。 旧カムCはこちらから ☞ http://camcsoraziro.blog121.fc2.com/
中学二年生の長男
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 長男は中学生である。一番弟子として師匠と供に数々のB級グルメに喰らいつき、数々の温泉に入って来たのである。

 時には、謎の中国人にダマされ謎のラーメンを喰らわされたり、48℃の温泉に入っては逆上せ上がってぶっ倒れたりしたこともあった。

 常に一番弟子は師匠の背中を見ながら師匠の身勝手な行動に振り回され、そして付き合わされてきたのである。

 その一番弟子は中学二年生になり、身長も173Cmになったのである。師匠が176Cmなので並ぶと同じ様なタッパなのである。(しかし身長は同じながら細身であり師匠の3倍はカッコいい。。。)

 今でも時おり3Kmの道のりを二人で走るのである。小学6年生の時は途中でヘタレて泣きべそをかいていたが、いまでは何とか師匠の走りに付いてこれるようになったのである。

 とある日、「自分のペースで走っていいよ」と師匠が弟子に語りかける。「うん・・・」という言葉に合わせて、弟子は師匠の前を走るのである。

 また途中でヘタレるのだろうと思っていると、案の定、折り返し地点で足を止めるのである。ヤハリと思っては暫く二人で並走するのであった。

 するとラスト500mで突然、一番弟子がスパートをかけるのである。前を走る一番弟子を見るが、その走りは実に素晴らしいものなのである。初めて一番弟子の背中を見て走るのであった。

 毎朝、畑仕事をするお爺さんに挨拶をするのであるが、そのお爺さんも息子が先頭を走る絵をみて「エヘヘ」と嬉しそうに笑っている。

 そのお爺さんに「いやー息子に抜かれましたー」というと「エヘヘ」と言う返事が返ってくる。ちなみこのお爺さんに何を話し掛けても返事はいつも「エヘヘ」である。

 しかし、いつもの「エヘヘ」とは違うのである。その「エヘヘ」には、あの息子も遂に親父を越える時が来たのだなー。という優しい気持ちが込められていたような気がするのであった。

 結局、追いつけずに一番弟子の背中を見ながらゴールするのである。その時の気持ちはというと、嬉しいような寂しいような、でもとっても嬉しいような気持ちであったのである。(汗もかいたし飯坂温泉に風呂を浴びに行っと!)