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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉など、俺が思ったことを綴ったチョー個人的なデジタルライフログです。 旧カムCはこちらから ☞ http://camcsoraziro.blog121.fc2.com/
探偵!ナイトスクープ
 最近「探偵!ナイトスクープ」を録画しては土曜の夕食時に家族で観ているのである。視聴者から寄せられるフトした日常の疑問や謎に対して関西芸人の探偵達が調査し解決する番組である。

 最近の薄っぺらいバラエティーとは比較にならない笑いのセンスと力量を持つ番組であり、息子達にはこれが本物の笑いだ!と言っては悦に浸っているのである。(息子達もハマってます。。)

 この番組で実に良い話しがあったのでブログに記録することにする。とある主婦から子供の頃に読み聞かせてもらった絵本を探してほしいとの依頼が番組に寄せられる。

 その主婦は幼くして母親と死別したため、子供の頃の楽しい思い出といえば、母親代わりであった近所のレミおばさんが読んでくれる絵本の時間だったそうである。

 そのレミおばさんが絵本を読み始めると、繰り返し出て来る「オッチョコチョイ」という言葉に過敏に反応し笑いが止まらず話しはいつも止まってしまうのである。

 結局、話しの結末を知らぬまま少女は大人になるが、しかしながら少女は優しいレミおばさんが読み聞かせする絵本の時間が大好きだったそうである。

 大人になり幸せな家庭をもった彼女は子供達にその本を読み聞かせたいと探偵に本の調査を依頼するのであった。

 手がかりは、作品に登場する「オッチョコチョイ」という単語と犬と男の子だけである。タイトルや作者などの記憶は定かではないという。

 早速、探偵が依頼主の主婦へと話しを聞きに行くのであった。玄関を空けると依頼主と亡くなったはずのお母さんがいるのである。。話しを聞くとお父さんが再婚されたらしい。

 が、なんと相手が、母を亡くした少女を不憫に思って優しく接してくれた、あのレミおばさんなのである。(なんか、いい話しである。涙腺が緩んできて涙が出て来た・・・)

 俄然やる気が出て来た探偵は絵本の絵のタッチから作者を洗い出すのである。とあるカレンダーに描かれた絵のタッチに似ているというので出版社を探しあて足を運ぶのである。

 なんとその作者は犬と男の子を題材にした作品が多いという。ビンゴと思いきや数ある作品を確認するが、オッチョコチョイという単語が出て来ないのである。。。

 作風は似ているが違うことが判明したため出版社の担当者に絵本に詳しい人を紹介してくれないかと依頼する。返ってきた答えは「図書館」であった。

 早速、国会図書館に足を運び最新の検索システムを使って「オッチョコチョイ」から本を探すが全然ヒットしない。

 諦めかけた時に司書が分厚い絵本辞典なるものを三冊持って来る。二冊目を過ぎてもヒットしない。三冊目に入って登場人物の名前を「オッチョコチョイ」で探すと・・・なんとヒットしたのである。

 その絵本は児童文学の巨人 灰谷健次郎氏の「いえでぼうや」という作品であることが判明したのであった。

 依頼主にその絵本を届けると家族が感激のあまり涙するのである。いまは母になったレミおばさんに、その絵本を読んでもらう事にするのである。

 涙しながら本を読むが、時が過ぎても「オッチョコチョイ」には反応してしまうようで笑いが止まらない。しかしながらなんとか最後まで読み進めるのであった。(いい話しで涙が止まらない・・・が大笑いしてしまう。)

 後に判明するが、レミおばさんは灰谷健次郎氏の大ファンで講演会に何度も足を運んだそうである。その際に「いえでぼうや」を購入したそうである。しかし全てを忘れてしまったらしいのである。

 レミおばさんが、一番の「オッチョコチョイ」だった、というオチなのであった・・・(さすがナイトスクープ、最後まで笑わせます!)