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このブログは、カムC空次郎が食べた福島の美味いもの、喜多方ラーメン、読んだ本、登った山、入った温泉など、俺が思ったことを綴ったチョー個人的なデジタルライフログです。 旧カムCはこちらから ☞ http://camcsoraziro.blog121.fc2.com/
MONSTER
Monster (1) (ビッグコミックス)Monster (1) (ビッグコミックス)
(1995/06)
浦沢 直樹

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 今日、11月9日は20年前に「ベルリンの壁」が崩壊した日だそうである。「ベルリンの壁が崩壊した」と書く事は簡単であるが、その意味合いを考えると非常に奥深いものを感じるのである。

 あの日がパラダイムの転換期であり、それ以降の世界はイデオロギーの対立から文明の衝突へと転換していくと供に、西側と東側の経済圏が融合しグローバル化が始まったのだなーと思うのであった。

 端的な例が共産圏の安いリソースと競合した地方経済の疲弊である。これらのパラダイムシフトの全ての引き金が「ベルリンの壁崩壊」に象徴される東西冷戦の終焉にあるのではないのか、とさえ思ってしまうのである。

 そして、この東西冷戦が生み出した歪みを扱った作品が「MONSTER」である。浦沢作品では「20世紀少年」が脚光を浴びでいるが、この「MONSTER」こそがNo.1の作品ではないかと思うのであった。

 「20世紀少年」のように中盤からヘタれることなく、何故、東西冷戦がモンスターを生み出したのか・・・最後まで謎に満ちあふれ、そして展開が読めないストーリーが続くのである。

 僕的にはマンガのカテゴリーで二番目に面白いなーと思った作品なのである。