
喜多方といえば「蔵とラーメンの街」である。近年では「朝ラー」が大ブレイクし週末の人気店には長蛇の列ができるのである。


喜多方はラーメンだけでなく、馬刺し、山菜、鮎・岩魚・山女魚(自取り)など美味いものが多いのである。


「居酒屋さとう」「晩酌屋 喜っせ」などのナイスが居酒屋が並ぶ街である。

そこに住む人々はちょーテキトーで義理人情に厚く実に温厚なのである。


酒飲み会では「まぁいいべ」「仕方ねぇべ」「むずせな(可哀想だな)」の言葉を聴く事ができる。

自分の事を憶うより相手の事を憶う。そんな喜多方の人と街並み、そして風土は残された最後の昭和だと思うのである。


若かりし頃は喜多方を一刻も早く出たかった。50歳を過ぎては我が故郷である喜多方の良さを思っては住みたくなるのである。

この日は一族郎党で「長澤屋」の暖簾を潜ることにするのである。そう、それは喜多方の美味いものの一つなのであった。。

