

年末年始を喜多方で過ごしたので、暫くは喜多方シリーズを・・・
喜多方市内のラーメン店、全店制覇と思いきや、まだまだ未知のラーメン店があるようである。
鍋焼きラーメンが名物の店らしい。一番、二番弟子と暖簾を潜るのである。
それはチョーワイルドな店であった。床が砂利である。ジャリジャリしながら椅子に座る。


座敷には酔ったオジさん達が横たわっている。カウンターは酒瓶で埋もれている。
店主も酔っ払っているようである。好奇心とは時には厄介なもので、このような店に引き込まれるのである。
鍋焼きラーメンが出て来た。麺がクタクタしている。タレも甘い。


ラーメンを煮込むなら永谷園の煮込みラーメンだな。喜多方ラーメンを煮込んじゃダメだなと思うのである。
好奇心とは時には厄介なものだなーと思うのであった。

飯豊山に登った帰りに腹が減ったのでダッチとラーメンを喰らうのである。


「おばけラーメン」なる看板がある。店の名前は「かくれ坂」であった。ダッチと大爆笑する。


不思議なメニューが立ち並ぶのである。壁にはお化けが描かれ、店内には剥製が立ち並ぶのである。
演出なのか店内はカビ臭く座布団も湿っぽいのである。真夏なのに窓は閉められエアコンも無い。
換気扇だけがクルクル回るが意外に暑く無いのである。そして何故かBGMはアリスのチャンピオンであった。


「おばけラーメン」を頼む事にした。暫くすると厨房からジュージューと不思議な音が聴こえてくるのである。
不気味な剥製を眺めながら「おばけラーメン」を待つ。そして目の前にオバケが現れるのである。
ジュージューの正体が判明するのである。たぶん竹輪で十字架を作る過程で生まれた音らしいのである。
一口啜る、ネチョッ。今年、最大の恐怖であった・・・
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